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市民による市民のための音楽活動支援団体「NPO法人ARCSHIP」

「人」と「街」と「音楽」がもっとつながるための活動紹介をはじめ、神奈川県内の音楽・アートイベント情報をナビゲートします。

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【私的音楽評】NO,28 ニシセレクト9 担当:ニシトオル

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みなさ~ん。親孝行してる?

年末年始は福岡にある実家に帰る。85才になる親父と酒を飲むためにだ。
やはり銘柄は↓これ、九州だからさ。
白波

親父は大酒飲みだがカタブツで、新聞は朝日、テレビはNHK、辞書は広辞苑、てな男。さらに元日本陸軍兵士(!)だ。
だからというわけでもないが、音楽は大の苦手、興味ゼロ。
そんな親父と大昔に一回だけ歌のハナシをしたことがある。

それが今回紹介する富田勲さんの『青い地球は誰のもの』

この歌はNHK「70年代われらの世界(1970-1975)」のテーマソングだった。
いまから40年前だけど、地球の環境とか資源とか格差とかの問題を取り上げていた番組だったように思う。
そんな番組を一升瓶片手に飲んでいる親父と見ていた。
当時まだハナタレの中学生だった俺には少しムツカシイ番組だったけど、なんとなく“21世紀ってどうなるのかな?”そんなことを考えていた。

♪青い地球は誰のもの♪
♪青い地球は誰のもの♪
歌詞はこれだけの歌。いつも番組のエンディングに流れた。

「この歌は、いい歌だな」
カタブツ親父がぽつりとそう言ったので俺はかなり驚いた。
「歌、聴くんだ、お父さんも」
「まあな」
「ふーん」
「おまえはどう思う?この歌」
「なんか、しーんとしちゃう」
「しーんとする、か。なるほど」
それから二人で黙ってテレビから流れるこの歌を聴いていたんだ。

♪青い地球は誰のもの♪
♪青い地球は誰のもの♪

あれから40年たった。
この歌は21世紀の今の方が静かに説得力を持っているような気がする。
40年ぶりに親父といっしょに聴いてみようかな、酒を飲みながら。

さて来年は2010年。
どんな年になるのでしょう?
どんな未来が待っているのでしょう?
良い未来を創ろうね。
でないと子ども達に申し訳ないじゃん。
大丈夫。きっとうまくいくよ。
富田勲
作曲:富田勲 作詞:清水雅彦
『青い地球はだれのもの(1970)』
どうぞ↓
http://www.youtube.com/watch?v=60sMftFKC7Y&NR=1
こっちは画像がすごいぞ↓
http:// www.youtube.com/watch?v=UBdSrekXCRc&feature=fvw

ほそく。
富田勲さんはシンセサイザー奏者としても世界的なアーティスト。あのスティービーワンダーが初来日した時に、真っ先に行ったのが富田勲スタジオだったんだぜ!
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