2009.10.29 Thu
【私的音楽評】NO.20 EXTREME「ポルノグラフィティ」 担当:長谷川

【長谷川セレクトその7】
EXTREME(エクストリーム)「ポルノグラフィティ」

僕の音楽評は高校時代から大学生時代に聞いた80年代後半から90年代前半の音楽を取り上げています。
この時代のバンドが昨年くらいから復活を遂げてますね。
今日は最近復活したバンドを取り上げます。
高校生の時は、ギターをいかに速く弾くかとか、ディストーションやオーバードライブのギャ~ンという音にあこがれてました。ギター少年はたいていこの道を通っていると思います。
高校を卒業した長谷川少年が大学に進むと、少し音楽の趣味の幅も広がり始めました。
そこで出会ったのが「カッティングギター」
CHICやアースウィンド&ファイヤーなどファンク系を聞き始めます。
しかし・・・
まだまだ歪んだ音から離れられない長谷川少年・・・・
歪んだギターサウンドでありながら16分ノリのバンドはないだろうかと探していた時に出会ったバンドが、今回紹介するEXTREMEです。
EXTREMEのギターリストヌーノベッテンコートは、久しぶりのギターヒーローでした。
ハードなサウンド、早弾き、タッピング、メロディセンスあふれるギターソロ、そして歪んだ音での16分カッティングを交えたリフ、アコースティックギターも弾きこなし、さらに美しいコーラスワークも出来る。
久々にギターギッズたちのハートをがっちりキャッチしたバンドでした。
「MORE THAN WORDS」という至極のアコースティックギターによるバラードはどこかで聞いた事があるかもしれません。
しかしながら、バンドは徐々に衰退を始め、96年には解散。
なんとボーカルのゲイリーシェローンは、ヴァンヘイレンのボーカルになりました。
そして、昨年復活し、来日公演・・・・
復活したバンドが抱える命題。それは解散前に出した楽曲を超える楽曲を生み出せるかどうか。残念ながら、この課題をクリアできるバンドは少ないと思います。売れていたバンドであればあるほどたいへんでしょう。
いろんな事情があり解散する。それは仕方ない。
久々にメンバーと会ってわだかまりも溶けた頃に、また一緒にやりたくなる。これも仕方ない。
復活時は我々も嬉しいが、その後の楽曲が良くなければファンは離れてしまう。
エクストリームの復活は果たしてどちらになるのか・・・
▼YOU TUBEでチェック!! 曲は「デカダンスダンス *イントロのフレーズが最高」
http://www.youtube.com/watch?v=ykRxlPd6U4k
▼YOU TUBEでチェック!! 曲は「MORE THAN WORDS ※パーカッシブなアコギに注目」
http://www.youtube.com/watch?v=w_dN1WXBxuw
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 22:14 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑