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市民による市民のための音楽活動支援団体「NPO法人ARCSHIP」

「人」と「街」と「音楽」がもっとつながるための活動紹介をはじめ、神奈川県内の音楽・アートイベント情報をナビゲートします。

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【私的音楽評】NO.13 プリンセスプリンセス「SINGLES」 担当:長谷川

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【長谷川セレクトその5】 プリンセスプリンセス「SINGLES」
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僕の高校はバリバリの体育会系男子校だったので、右も左も屈強な男だらけ。

高校1年生の時の隣の席は、ラクビー部で屈強な肉体を持つ友人F君でした。
優しい顔をしていたけど、太ももの筋肉はハンパじゃなかった。


そんなF君が大好きなバンド、それがプリプリだった・・・


CD発売日に「横浜に買いに行くから付き合ってくれない?」と誘われ、180cmの大男2人で新星堂横濱ジョイナス店に一緒に行ったのを覚えている。


プリプリを代表する曲と言えば、「M(エム)」
失恋の歌である。


「消せないアドレスMのページを指でたどってるだけ」


電話をかけたくてもかけられない・・・この切ない描写がぐっと心に来ます・・・
当時持っていたポケットサイズの電話帳を思い出します。


歌詞から映像が浮かぶというのは、歌として最も重要なことです。また、自分とオーバーラップすることもとても大事。
ヨコハマフッドではラブソングを募集しているが、その点を良く意識してもらいたいですね。



さて、この歌詞の「電話」から少し話を広げます。



僕らの青春時代は、携帯電話なんて無かった。
だから、好きな女の子に電話するには、実家に電話するしか無いのだ。


実家に電話するということは、お母さんならまだしも、もしかしたらお父さんが出るかもしれない。「万が一ご両親が電話に出た時に失礼があっては行けない」と丁寧な言葉遣いを覚えるきっかけになったのは間違いないだろう。


「社会に触れること」で、子供は大人になっていく。
昔は【好きな人に電話をする→他の家(=社会)に触れる】という、小さな小さな一歩だが、確実に大人の階段を上る一つだった。


携帯電話は便利である。
それを否定するつもりは全くない。


ただ、実家に電話をするという形での社会に触れるこの機会が失われたこの事実が、年齢の違う人達のコミュニケーションが減る事に繋がり、凄惨な事件が増えたと思うのは考えすぎなのだろうか・・・・




▼YOU TUBEでチェック!! 曲は「M」
http://www.youtube.com/watch?v=PwEY1gtIj7o

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| 週刊木曜日私的音楽評 | 09:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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