2009.08.13 Thu
【私的音楽評】NO,9 ハナレグミ「音(オン)タイム」 担当:ニシトオル

【西セレクトその3】ハナレグミ「音(オン)タイム」

今やすっかりメジャーミュージシャンとなったハナレグミ(永積タカシさん)。2002年にリリースした彼のファーストアルバム「音タイム」は世代を超えて愛される作品だと思います。
♪キッチンにはハイライトとウイスキーグラス♪
そんなフレーズではじまる「家族の風景」。
♪何処かで僕を呼ぶ声 届くかなぁ明日天気になれ♪
なつかしい夏の風景と少年の自立心を歌った「明日天気なれ」
♪湯舟につかったら ゆっくり眠ろう♪
生きている自分と友だちへの感謝の歌「一日の終わりに」
どの曲も等身大の青年の歌。ひとりで聴き入った後に誰かに会いたくなる、そんな体温を感じることができます。
ここまでが前置き。
さて本題。
アークシップは音楽の場を創り出す団体です。
スタッフになると特典があります。それは舞台袖からコンサートを観ることができるのです。
舞台袖はミュージシャンの横顔とお客さんの顔を同時に観られるベストポジション。どんなに準備に苦労したとしても、微笑むミュージシャンとそれを見つめるお客さんの表情を垣間見た瞬間、こころに熱いものが込み上げてくるのです。
ハナレグミの「一日の終わりに」(ライブ動画)がYouTubuにアップされています。
どこのライブ映像なのかは分かりませんが、この映像が実にイイ。
歌う表情がイイ。
見つめるお客さんの表情もイイ。
そして、歌い終わった後にハナレグミが言うんだ「ああ忘れられないなあ」と。
その瞬間、まるで舞台袖にいるように私は胸が熱くなったのです。
観てください。↓(ハナレグミ/一日の終わりに)
http://www.youtube.com/watch?v=LcU0uo_3vWs&feature=related
心にキュン指数★★★★★
微笑ましい指数★★★★
ライブに行きたくなる指数★★★★
ギターが弾きたくなる指数★★★
お酒を飲みたくなる指数★
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 19:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑