2012.03.15 Thu
【私的音楽評】NO,136 五十嵐セレクト38

皆さん、こんにちは
今回は自分が今Facebookでやってるネタをそのままこっちに持ってきたいと
思います。
でも全くそのままインポートしたんじゃ芸がないので、
取り上げる曲は変えたいと思います。
みんな大好きな山下達郎さんですが、
彼は「音楽マニア」であり、過去の名曲を現代に蘇らせるマエストロでもあります。
そんな彼の名作アルバムが「On The Street Corner」シリーズです。
これまで、Vol.1~Vol.3まで世に出ていますが、基本的には全て彼の声と
一部の楽器だけで成り立っているアルバムで、こんなことが出来るミュージシャンは
世の中にそんなにはいないでしょう。



DooWopのカバーを基本にしたこのシリーズを聴いていると、
いかにも「楽しんで作っているなー」という側面と、原曲を大事にしつつも、
彼のオリジナリティを加味しつつ妥協を許さない姿勢が伝わって来ますねー
今回は、その「On The Street Corner」で彼が取り上げた楽曲の
オリジネーターをご紹介します。
1曲目 “Spanish Harlem”
元 The Drifters の Ben E King のソロ曲で、曲作りにはあの Phil Spector も
参加しています。
タイトル通りとってもふくよかで、香しい曲ですよね。花見のBGMにも合うかも…
2曲目“You Make Me Feel Brand New”
この曲どっかで取り上げたかもしれないけど、まっいいか!!
とっても有名な曲で、たくさんのカバーがありますね。
このテンポがなんとも好みです。
3曲目“That's My Desire”
この曲は、以前達郎氏のコンサートのエンディングでかかっていた曲で
いかにもコンサートの幕が降りて、観客が会場を後にする場面に似合う曲ですよね。
アレンジも最高!!
このシリーズの姉妹編とでもいえる彼のアルバムに
「Season's Greetings」というクリスマスアルバムがありますが
これも素晴らしく、選曲も多岐に渡っています。
あの“クリスマス・イブ”の English Version も収められていますよね。
自分は以前このアルバムをプレゼント用に
3枚買ったことがあります。
それじゃ、また!!
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 21:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑