2012.03.08 Thu
【私的音楽評】NO,135「日本の三大ギタリストを考察する」担当:長谷川

【日本の三大ギタリストを考察する】
先日の音楽評でひろし君が「三大ギタリスト」をジーンズで例えるという素晴らしいアプローチをしてましたね。
残念ながら日本版三大ギタリストというのは明確には無いようです。
(といっても、世界三大ギタリストも日本におけるワーナーの宣伝告知が目的でしたが、それはそれで良しとする)
ジミーペイジ・ジェフベック・エリッククラプトンは、同じバンドの歴代ギターリストだったということもあり、三大ギタリストと呼びやすかった訳だけど、日本にはそういう希有なバンドはない。
この手の話をする際にはいくつかの制約を付けないと決められないので「年齢が10歳以内であること」を最低条件として、ジャンルなどは問わないことで勝手に選んでみたいと思います。
つまりB'zの松本さんと田端義男は同列にはしないとういことですね。
これをやっちゃうときり無いし、選びきれないから・・・・
*年代については、それぞれ聴いてきた時代が違うから、好きな年代を選んで良いことにする。
ということで、私が選ぶ日本三大ギタリスト、1人目は「char(1955年生まれ)」です!!
やっぱりさ、選んじゃうよね・・・・
子供のまま大人になったギターリスト。なんと言っても魅力は独特なタイム感とギターフレーズと、上げだしたら切りが無い。
2人目は「大村憲司(1949年生まれ)」
正当派ギターリストの代表。
理論とテクニックを合わせ持った冷静なギターリストで、フレーズにおける存在感が抜群・・・
さて、問題は3人目だ。これは難しい・・・
まずは候補をあげてみよう。
スタジオミュージシャン系から「松木恒秀(1948年)」インスト・フュージョンの「野呂一正(1957年)」「渡辺香津美(1953年)」「和田アキラ(1956年)」「高中正義(1953年)」、ハードロックから「高崎 晃(1961年)」・・・・
個人的には、高崎晃もギターキッズ憧れの存在だったので入れたいところだけど、やっぱり時代がちょっと違うんだよねぇ・・・
松木さんは職人的な裏方色が強いのと、世代が1つ上になる気がする。
ということで、3人目はあまり難解では無く聴きやすくて華がある「高中正義」さんに決定!!
完全なる独断と偏見により選びました。
正解はないですから、いろんな側面と時代から三大ギタリストの名前が上がったら良いなと思ってます!!
いやぁ、それにしてもこの世代の方々って他のパートでも手練れが揃っている時代だから、実はこの人とバンド組んでましたみたいな話が多いから、歴史をたどっていくとホントに面白い。
「えっ、この人とこの人がバンドやってたんだ・・・」
と、必ずなります。
日本の音楽シーンをたどるのってとても楽しいので、是非試してください!!
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 13:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑