2012.01.12 Thu
【私的音楽評】NO,127「I'M GETTIN' BLUE」担当:長谷川

【I'M GETTIN' BLUE - ZIGGY】

プリプリが2012年の期間限定で復活!!
基本的にバンド再結成は好きじゃ無いんだけど、なぜかこのニュースは嬉しかった。
おそらく復活の理由が「期間限定であること」とやはり「日本に元気を!!」というのがとても潔かったからだろう。
それにしても、プリプリは良いバンドだなと思う。
自分が良いバンドだと思う要素は「どのパートもキャラクターとして個性があること」と「プレイとして重要さがある」点。
そういう意味でプリプリは、バンドメンバーのバランスがとても良い上に、ギターもベースもドラムもキーボードも際立つプレイがそれぞれある。久しぶりにプリプリのCDを聴いてみたが、テンションが上がってきた。
おっと、このままでプリプリの話題で終わってしまうので、そろそろ本題に入ろう。
上記の点以外で、良いバンドだと思う要素で男性バンドで80年代にあって、今のバンドには無いもの・・・
それは「色気」と「危うさ」だ。
言い換えると「悪そう」ということになるだろうか。
今の時代の若者には【ださく】見えてしまうかもしれないけどね。
80年代後期から90年前半のJ-POP系バンドでは、その代表格はZIGGYということになるだろう。
正当派アメリカンハードロックな格好・演奏に、ギターの弾き方、そしてポップなメロディはバンド好き少年のココロをくすぐった。
誰もが知ってはいるが、爆発的に売れたという訳では無かったところも良かった。
ZIGGYの前はもっとハードになってしまうが「レッドウォーリアーズ」ということになるのかな。
ZIGGY以降は、「イエロー・モンキー」ということになるだろうか。
そう考えると20代のバンドマンだけで無く、俳優も含めて「危うい色気」を持つ人よりも「誠実っぽい」タイプが多い気がするな。
▼YouTubeでチェック
http://www.youtube.com/watch?v=bJPQuVf0U00&feature=related
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 23:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑