市民による市民のための音楽活動支援団体「NPO法人ARCSHIP」

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【私的音楽評】NO,125 ニシセレクト36 デイ・ドリーム・ビリーバー(夢想者)

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忌野清志郎がタイマーズ時代に意訳でカバーをしている、
デイ・ドリーム・ビリバーという歌がある。
この歌、てっきり恋人にふられたアホな男の歌だと思っていた。
だってさ、
ずっと夢を見ていて安心していて、朝起きたら“彼女”がいなかった。
そんな歌詞なんだもん。
男はアホだからよくある話だが、それにしてもマヌケだ、と。

ところが、どうやら“母親”の歌のようなのだ。

先月、これを教えてくれたのは
親友であり長い付き合いのBarイグレックのマスターだった。
彼がポツリと言った。
「母が急死したあとに、たまたまこの歌を聴いたらね…」
“写真の彼女は微笑んでいる”も
“彼女はクイーン”も、歌詞すべてに合点がいくのだ。
そうだったのか……..。

えーっと。
いまこのテキストを九州の実家で書いています。
となりには認知症の母がいて、お菓子をほおばって俺を見て笑っています。
長くても2年から3年で、母の記憶から俺は消えるかもしれません。
でも今は元気に会話も出来ます。
ほっぺたを突っつけば、母の体温と笑顔が返ってきます。
写真ではないのです。生身の母がいます。

ごめんよ、お袋。俺は大バカものだ。ずっと安心していたんだもの。
ずっと元気だと思っていたんだもの。永遠な事などありゃしないのに。
もっと早く症状に気付いていればさ。
俺は自分の夢ばかり追っていて、なんて息子なんだろうか。

もう後悔はしたくないから、思い切り大切にするよ。
もちろん笑いながらね。自分の夢も追いながらね。
なんたって、お袋は俺の“クイーン”なんだから。

http://www.youtube.com/watch?v=wCZsjp1zXcw
デイ・ドリーム・ビリーバー/忌野清志郎(タイマーズ1989)withウルフルズ
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 08:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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