2011.11.26 Sat
【レポート】横浜音楽空間vol.3_Aステージ1丁目彫刻前前

こんにちは
11月12日開催の横浜音楽空間vol.3 Aステージを担当した和田です。

今年最後の横音。
街の装いもすっかり秋めいて・・
ここイセザキモールを行く人々も、季節を楽しむかのようにそぞろ歩いています。
「イセブラ」って言葉がぴったりですね。
Aステージはイセザキモールの一番関内駅寄りに設営されます。
準備のため、パンチカーペットを敷いたりのぼりを設置したりしていると
たくさんの方々に「今日は何やるの?」と聞かれます。
「横浜音楽空間っていう、音楽のライブなんですよ。
午後から4か所でやるので、いらしてくださいね」
「今から買い物してくるから、じゃあ、帰りに寄るよ」なんて
うれしいやり取りが自然に繰り返されます。
こんな雰囲気が「イセザキモール」なんですよね。
さてさて、準備が整った頃、
本日のAステージトップバッターの「高桑雅信」さんがいらっしゃいました。

キーボード弾き語り。
今日初めてお会いしたのですが
「きっと穏やかな方なんだろうなぁ」と感じさせる歌声。
やっぱり、街行く方にも伝わるんですね、
演奏が始まると何人もの方が立ち止って、引き込まれるように聴き入っています。
・・お一人でいらしてるちょっと年上の女性が多かったように思えます。
次は「Prepast」 男性と女性の二人組です。

セッティングを始めると、なんということでしょう!
持ち込み機材のマイク、音が出ません!
「まだ時間はありますから大丈夫ですよ」とお声掛けするも
スピーカーはウンともスンとも。
さすがに焦った様子で、あちこち調整してもだめです。
そこへ、前の出演者の高桑さんが「僕の機材使ってください」と、助け舟。
「ありがとうございますっ!」
横音では、こんな出演者さん同士の心温まるエピソードが、あるんです。
高桑さん改めて、ありがとうございました。
というわけで、スタートは少し遅れましたが、演奏開始です。
私が「懐かしい~」と思うような、
ちょっと昔のJ-pop(というよりニューミュージック!)を
まだ若い女性が歌います。
そこに寄り添うようなギター伴奏とコーラス。
おうちでくつろいでいるような気分に、皆さん、なったのではないかしら。
・・と、なにやら元気な声が集まってきましたよ。
そう、3組目は「神奈川区民ミュージカル」の子どもたちです。
オリジナルミュージカルの劇中歌を、
狭いステージだけど、しっかり振りもつけて歌ってくれました。
一生懸命練習を重ねたことが伝わってきます。
予定より早く終わったので、リクエストに応えてもう一度歌ってくれました。

近々公演があるとのこと、今日、イセザキで聴いてくれた人も
きっと観に行ってくれると思いますよ。
Aステージ最後を飾ってくれたのは「伊藤蒼真」さん。
ギター弾き語りでオリジナルの歌を聴かせてくれました。
とってもいい声です。

温かみがあって心にすーっと入ってくるような声と曲。
ちょっと肌寒い、夕方に近づいたタイミングにぴったりだったかも。
「今の歌が入ってるCDってありますか」と何人かの方に尋ねられました。
自宅や車で、繰り返し聴いてくれているといいですね。
こうして、今年の横浜音楽空間も無事終了。
会場近くの店舗のみなさんにご協力いただくことで、
日常の身近な街の中で、多くの方々に生の音楽に接していただき
出演者のみなさんにもライブハウスなどでは味わえないお客さんとの交流を
体験していただけたと思います。
私たちスタッフにも、
「音楽が好き」から一歩踏み出して「音楽でできることを探していきたい」と
思わせてくれるのが「横浜音楽空間」です。
また、来年も、よろしく!
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