2011.07.14 Thu
【私的音楽評】NO,105 五十嵐セレクト30

すっかり梅雨が明けて、猛暑の毎日ですね。
みなさん如何お過ごしでしょうか?
そんな夏の日、アークシップ事務所内では9月以降の繁忙期に備え、
夏休みの話題も出ない(夏休み自体が無い?)ほど、
みんな(といっても2人ですが)黙々と仕事をしています。
またどこかでも書きましたが、巷の節電運動に協力すべく、
事務所内は基本的にエアコンはOFF状態を維持しています。
2011年の夏の思い出は我々には訪れないのか?
2011年の夏は我々に振り向いてはくれないのか?
心の叫びが聞こえます。
と、いうわけで今回はせめてジャケットからだけでも
夏を感じたい、癒されたい、をテーマに選んだ3枚です。
Chet Baker & Crew / Chet Baker

ピアノにBobby Timmons を迎えた1956年の作品です。
彼のアルバムの中でも有名な1枚ですね。
トランペットをくわえた Chet が若々しいです。
ジャケットが撮られたのは昔の西海岸のどこかの沖ですかね。
こんな風にクルージングしてみたい!!!
【中の1曲】
アルバムがCDになった時のボーナス曲Line For Lyonsです。
Gerry Mulligan の作った有名な曲のボーカルヴァージョンです。
Pacific / 細野晴臣・鈴木茂・山下達郎

ジャケットから中身までそのものズバリというアルバムです。
当時のCBSソニーが立て続けに出していた
リゾートアルバムシリーズの中の一枚。
個人的には一番“夏”を感じさせるアルバム。
細野晴臣が弾くスラックキーギターや
山下達郎がみせる The Beach Boys へのオマージュ
鈴木茂の“コーラル・リーフ”はTVプログラムのBGMとしても有名ですね。
【中の1曲】
山下達郎のノスタルジア・オブ・アイランド(Part2)です。
The Beach Boys の The Girls On The Beach が挿入されてます。
夏の昼下がりから夕方にかけて聴きたい1曲。
Manbo Nassau / Lizzy Mercier Descloux

最後は、惜しくも2004年に亡くなってしまった
フランス出身のボーカリストのセカンドアルバムです。
カリブ海に浮かぶ島国バハマの首都ナッソーが舞台です。
有名なコンパスポイントスタジオで録られました。
しかしいいジャケットですよね。
デザイナーの素晴らしい仕事ぶりが伝わってきます。
暑さが伝わってきます。
ナッソーに行ってみたくなります。
【中の1曲】
Slipped Disc。ドラムの音の加工具合が時代を感じさせますね。
彼女のやんちゃぶりがそのまま音になってますね。
海に行きたいですね!!!
それじゃ、また!!!
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 18:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑