2011.05.19 Thu
【私的音楽評】NO,97 五十嵐セレクト28

以前に比べて通勤時間が短くなったせいで、
(=隙間時間がなくなったせいで)音楽に
向かう時間がめっぽう少なくなった。
それどころか、音楽への関心そのものが
なくなっているようにさえ思う。
これも環境の変化のせいだろうか?
どんな音楽を聴いてもいいと思わない。
マズい…なんかとってもマズいような気がする…
このまま音楽不感症にでもなってしまうのでは?
どうしたらいいだろうか。
もしかしたら短い曲をチマチマ聴いているから
よくないんじゃないか?
そうだ、こんなときだからこそ
長い曲にどっぷりと浸かってみよう。
長い曲を聴くことは、長い旅をするのに似て
十分な準備が必要だ。
屈伸運動やストレッチをして、
肩や足や腕の筋肉をほぐしておくことが大事である。
というわけで、この3曲です。
ちなみにどの曲もとっても長い曲なので
動画サイトでもすべてはUPされてません。あしからず。
E2-E4 (静止画)
(59:00→曲の長さです、以下同様)
思わず反復王とで呼んでしまいたくなるほど執拗な繰り返し。
ずーっと聴いていると頭がどっかに飛んでいってしまいそうです。
1時間ほどパーになりたい人にお薦め。
収録されているのはこちら

E2-E4 / Manuel Göttscing
Karn Evil 9
(35:24)
多くの人が毛嫌いしていると思われる、
プログレとかフュージョンといったジャンルがありますが、
自分は意外と好きである。なんといっても曲が長いところがよい。
と、いうわけで、プログレ系アーチストの中でも
毛嫌いされる確率がもっとも高いELPである。
なんででしょうね?
ちなみに、このアナログ3枚組のアルバムには、
もう1曲 “Turkus” という27分に及ぶ大曲が入っている。
収録されているのはこちら

Welcome Back My Friends To The Show That Never Ends:
Ladies & Gentleman / Emerson, Lake & Palmer
Mountain Jam (静止画)
(33:47)
最後は、Allman Bros, である。
Warren Haynes や Derek Trucks といった
優秀なミュージッシャンを加え
往年のパワーを取り戻したかのような彼らだが、
この曲のバージョンを比べてみる限りでは、
やっぱり、Duane Allman がいたころの彼らに
軍配があがるんだろうな、ってゆーのが自分の正直な感想である。
それでもドラムソロの応酬はきついな…
収録されているのはこちら

The Fillmore Concerts / The Allman Brothers Band
それじゃ、また
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 06:08 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
えーっ、
ELPって、毛嫌いされてるの?
わたし、好きなんだけどな。
| ayumi | 2011/05/19 21:21 | URL |