2011.04.14 Thu
【私的音楽評】No.93 ニシセレクト27 「こんな時だからこそ」
僕にとっての”桜の苗木”
あの日から1ヶ月。
近所の幼稚園で子ども達が桜の苗木を植えたそうです。
大人もいっしょに“2011年3月11日 しんじるみらい”と書いて。
自堕落でお気楽に生きてきた僕がいうのもなんですが、
日本人は忘れっぽいでしょ?
ですから、桜の苗木のようなメモリアルは必要です。
いや、これは自分にむけて言っているのですよ。
いつもの日々を取り戻そうとする自分の中に
メディアで見た画像を忘れようとする自分がいます。
朝カーテンを開けて「良い天気だ」と励ます自分の中に
重たい何かを感じるのも本当です。
ならば、フツーのオジサンの僕ができることは
あの日の事実は心の中にちゃんと保管して
自分の生業をこれまで以上に考えそして動くことだと、
なんだか当たり前のことに、たどり着いたわけです。
だからね。
今回、僕にとっての“桜の苗木”を紹介します。
柿島伸次さんの「こんな時だからこそ」
♪パン屋さんはパンを焼き
コックさんは料理をして
大工さんは家をつくり
ドライバーはものを運び
子供は 元気よくあそび
小説家はペンをもって
ミュージシャンは楽器を弾き
シンガーは歌を歌う
それぞれがみんな それぞれのことを
こんな時だからこそ こんな時だからこそ
まいにち自転車に乗って、
この歌を口ずさみながら通勤しています。
あの日の事実を忘れずに、なおかつ未来を創るために。
これからもずっと。
“長期戦”は、はじまったばかりです。
こんな時だからこそ/柿島伸次
http://www.youtube.com/watch?v=bXYsAxFfUo4

あの日から1ヶ月。
近所の幼稚園で子ども達が桜の苗木を植えたそうです。
大人もいっしょに“2011年3月11日 しんじるみらい”と書いて。
自堕落でお気楽に生きてきた僕がいうのもなんですが、
日本人は忘れっぽいでしょ?
ですから、桜の苗木のようなメモリアルは必要です。
いや、これは自分にむけて言っているのですよ。
いつもの日々を取り戻そうとする自分の中に
メディアで見た画像を忘れようとする自分がいます。
朝カーテンを開けて「良い天気だ」と励ます自分の中に
重たい何かを感じるのも本当です。
ならば、フツーのオジサンの僕ができることは
あの日の事実は心の中にちゃんと保管して
自分の生業をこれまで以上に考えそして動くことだと、
なんだか当たり前のことに、たどり着いたわけです。
だからね。
今回、僕にとっての“桜の苗木”を紹介します。
柿島伸次さんの「こんな時だからこそ」
♪パン屋さんはパンを焼き
コックさんは料理をして
大工さんは家をつくり
ドライバーはものを運び
子供は 元気よくあそび
小説家はペンをもって
ミュージシャンは楽器を弾き
シンガーは歌を歌う
それぞれがみんな それぞれのことを
こんな時だからこそ こんな時だからこそ
まいにち自転車に乗って、
この歌を口ずさみながら通勤しています。
あの日の事実を忘れずに、なおかつ未来を創るために。
これからもずっと。
“長期戦”は、はじまったばかりです。

こんな時だからこそ/柿島伸次
http://www.youtube.com/watch?v=bXYsAxFfUo4
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 15:26 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
彼の歌には力がある。それからギターも少し違った鳴り方をするように思う。
| フリーバード | 2011/04/18 06:43 | URL |