2011.01.20 Thu
【私的音楽評】NO.81 五十嵐セレクト24

この前どこかのアンケートで、
「音楽を入手する手段は?」とゆーのがあって、
ショックを受けたのは、「CDを買う」という
答えが全体の22%しかなかったことである。
Pink Floyd の“Animals”を中1の時に
買って以来、かれこれ30年以上
LP~CDを絶え間なく購入し続けている
自分からすればにわかに信じがたい事実である。
趣味:音楽 と書くような人は
可処分所得の、少なくとも20%は
CD購入かコンサート鑑賞に充てて欲しい
ものである。
自分がCDを買い続けている理由の一つは
好奇心からであり、どこかに自分がまだ
聞いたことがない素晴らしい音楽があるんじゃ
ないか、と思い続けているからである。
しかも古い音楽をメインに選ぶのは、
世の中に出現するすべての音楽には
ルーツがあり、そのルーツを辿るのが
楽しく、かつ勉強にもなるからである。
理由のもう一つは、これは認めざるを得ないが
やっぱりコレクターだからである。
昔からシリーズものの本の類は全部揃えないと
気が済まない性分であり、ある程度自由にお金
が使えるようになってから、その対象が自然と
8割がたCDに移行することとなったわけである。
今回紹介するのは、結構前に世に出た
コンピもので、僕がコンピものを集める
きっかけにもなった、Cafe Apres-midiシリーズ
である。
JAZZやネオアコ系やボサノバの音楽を
大人向けに編んだこのシリーズは、
今の自分の置かれている環境にしっくり
なじんでいて、聞いていて心地よい。
ジャケットのコンセプトも統一されていて、
まさにコレクター向けの一品です。
Rossana / Armando Trovaioli

http://www.youtube.com/watch?v=YfvyPVcSizM
Misty / The Hi-Lo's

http://www.youtube.com/watch?v=NQjic-vvYRQ
Cease The Bombing / Grant Green

http://www.youtube.com/watch?v=w-FWNqEntvg
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 08:20 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
気のせいかもしれないが
どの曲もとてものどかだ。
携帯電話も、インターネットも
ユーロも、スペースシャトルも
なかった時代の方が、
世界は夢に満ちあふれていたのかな?
気のせいかもしれないが。
| 素潜り大将 | 2011/01/20 11:08 | URL | ≫ EDIT