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市民による市民のための音楽活動支援団体「NPO法人ARCSHIP」

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【私的音楽評】NO,73 五十嵐セレクト22 担当:五十嵐

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★好きな女優と好きなドラマ★

今回は、僕の好きな女優さん(の一部)と、
彼女たちが出演したドラマ(映画)と音楽についてです。


「旅の重さ」(1972年)/高橋洋子

高橋洋子といっても、エヴァンゲリオンの人じゃないですよ。念のため。

彼女は70年代の前半にデビューした多くの女優さんの中でも最も好きな女優さんで、
特にこのデビュー作では、とってもピュアでストレートな演技で好感がもてます。

合わせて、青春期のもやもやの中で四国を遍路するというストーリーで描かれる
各地の風景が素晴らしく、すぐにでも四国に行ってみたいという気にさせてくれます。

悲しい結末を迎えてしまうちょい役で秋吉久美子が友情出演していて、こちらも
とっても素朴で良いです。

“今日までそして明日から”from「ひきがたり」/吉田拓郎
ひきがたり

http://www.youtube.com/watch?v=jvCPFR_2GDI

映画のテーマ曲。

そのうちこの曲と、僕自身のパワーソングであるJackson Browne の The Pretender の類似性についても語ってみたいと思ってます。

どうしてかわからないけど、この曲が劇場版「クレヨンしんちゃん」でも
使われていたせいで、うちの子供たちも“私は今日まで生きてみました,,,,”のところをたまに歌ってます。


「気まぐれ天使」(TVドラマ)(1976~1977年)/坪田直子

彼女のことを知っている人は少ないかも知れませんね。
東京“柴田恭平”KIDブラザーズ所属の女優さんで、
自分にとっては、昔ラジオ関東(現ラジオ日本)で、平日の夜OAされていた、「電撃わいどウルトラ放送局」というプログラムのDJの一人としての印象の方が強いです。

ところで、このドラマは故石立鉄男の主演ものの一つでヒロインは故大原麗子でした(途中から)。
(故人が多いなー)

なにを隠そう僕は石立鉄男が大好きで、彼の出演作はほとんど見てました。今のTV界には、彼のような
キャラクターの男優が主役をつとめられるようなドラマが入り込む余地は無いように思えますね。

“気まぐれ天使”from
「気まぐれ天使」/小坂忠&ウルトラ
気まぐれ天使

http://www.youtube.com/watch?v=W3DZOeEPdcU

このドラマの主題歌。

作詞は脚本を手掛けた松木ひろし、作曲は大野雄二。
とっても懐かしいタイトルバック。

ところで、「水もれ甲介」で主人公の妹役だった村地弘美さんは今何をやっているのでしょうか?


「スローなブギにしてくれ」(1981年)/浅野温子

彼女は上のふたりに比べると、まだまだ現役の女優さんですが、さすがに役回りが変わってきたようですね。

原作:片岡義男(映画は彼のいくつかの短編をつなげたもの)、監督:故藤田敏八、制作:
角川春樹、といった一世を風靡したスタッフで音楽は南佳孝が担当しました。ちなみに相手役はまたしても故人の古尾谷雅人。

作品中の彼女はとっても可愛く、まさに小悪魔的な雰囲気を撒き散らしてました。

渋谷公園通りで物語は始まり、その後福生あたりに舞台を移すのだけれど、
自分自身が多摩地区に住むようになって、この映画の舞台となったあたりを辿った思い出があります。

“スローなブギにしてくれ”from
「ぼくのこころ」/南佳孝
ぼくのこころ

http://www.youtube.com/watch?v=G24OeGaxhis&feature=related

このアルバムはセルフカバーアルバムで、全体のトーンは、ほぼボサノバで統一されていて、
とっても聴きやすい一枚です。

この曲に限って言えば、オリジナルとカバーどっちも捨てがたいなー。

リンクはみんな知ってるオリジナルVerです。



それじゃ、また。
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 13:40 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なつかしい歌が並びましたね。

それぞれの時代にはいつも歌があって、
それは今風に言えばその世代の”共有財産”なんですな。

先日いつものBarで飲んでいて、
常連と70年代の話しで盛り上がったのさ。
で、ひとりだけ30才代がいて
「わかんないよ、その話題」
との感想に
マスターが
「ざまーみろ」って、
笑える切り返しだった。

| 素潜り大将 | 2010/11/15 13:23 | URL | ≫ EDIT















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