2010.10.14 Thu
【私的音楽評】NO,69 五十嵐セレクト21 担当:五十嵐

コンピ編の一応最終回。
今回はジャンル別コンピです。
Aubade Lecons de Tango / Various Artists

まずはタンゴです。
セクシーなジャケットだけれど、決してジャケ買いではないです。
念のため。
タンゴっていうと、「ラ・クンパルシータ」的なものを想像する人がいまだに多いかもしれませんが、
ここに収められているのはもっとモダンで過激な音楽です。
かの Astor Piazzolla の曲もミックスが施されていて、タンゴに関する考え方が変わること間違いなし。
“Comme Il Faut”
(残念ながらこれは原曲のイメージ。
これはこれで良いけどね)
http://www.youtube.com/watch?v=0Bt3O6PXzx8
Border Lands / Various Artists

お次はアメリカ南部の音源を集めたコンピこちらでもアコーディオンが大活躍してます。
さすが、Smithsonian Folkways のコンピだけあっていかもに資料的な価値がありそうである。
ラテン系の明るく暖かみのある音楽が満載で落ち込んだ時に聴いてみるのも良さそうである。
こちらもジャケットはグー。
“Quedate”/ Robert Pulido y los Clasicos
(サックスとアコーディオンのユニゾンって意外といいですな)
http://www.youtube.com/watch?v=sOAgasbFfE0
Goodbye Nashville Hello Camden Town
/ Various Artists

今度はパブ・ロックのコンピ。
さすがにアコーディオンの出番はないです。
パブ・ロックといっても解釈は広く、
単にパンクの前夜祭的にとらえている人もいれば、
このアルバムのようにアメリカの音楽(R&Bとかブルースとか)に影響を受けた70年代半ばのイギリスのアーティストととらえている場合もある。
まあなんでもいいか。楽しけりゃ!!
ジャケットは、楽しくもなんともないです。
“Roxette”/ Dr.Feelgood
(Wilco Johnson,g の動きに注目)
http://www.youtube.com/watch?v=_jmIYyskDM8
それじゃ、また!!!
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| 週刊木曜日私的音楽評 | 10:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑